

「小松さん、いつも笑ってますね」。
みんなからよく言われるんですよ、この台詞。
各店舗を回ってスタッフの接客態度や身だしなみ、オペレーションの指導、チェックをするのが
私たち、接客教育課の仕事。
立場上、みんなのお手本となり、刺激にならなければいけないわけですから、
ぶすっとした不機嫌な表情は、絶対にNG。
時には、悩みや不安も受け止めなければいけない私たちが、
眉間にしわを寄せていたら、
スタッフも話しかけにくいですし、きっと、胸の内にある正直な気持ちを打ち明けてくれない。
だから、まず何より、笑顔なんです。私から、笑顔にならなきゃいけないんです。
チェック項目の中にも、「笑顔で挨拶ができているか」
一番、基本的で、最も大切な項目のひとつとして入っていますからね。
当たり前のことに誠実である人こそが、プロなんじゃないでしょうか。
多い日だと、1日に3店舗、お店を回るんですけど、そのほとんどが抜き打ちなんです。
それでも、スタッフのみんな嫌な顔ひとつせず、迎い入れてくれるのは、
私たち接客教育課の想いが、少しずつ伝わってきたからなのかなって思うんです。
実は、接客教育課は、立ち上がってからまだ2年。とても、日が浅いんですよ。
新台が次々と出て、目まぐるしく変化するこの業界だからこそ、
心で、お客様と繋がらなければいけない。
台じゃなく、ヒノックスの武器は人。だからこそ、人の力を少しでも大きくするために、
私たち、接客教育課は2年間、試行錯誤を繰り返してきたんです。
今だって外部の研修に参加しますし、現場のスタッフから教わることだってあります。
特に、女の子は髪の結び方とかにはこだわりがありますから、
そういうのはできる限り本人たちの希望を汲み取りたい。
今のサービスが最高なんてことはないんです。私の考えが100%正しいなんてこともあり得ません。
教えながら、教わりながら、私自身も成長することが、大切なんです。
でも、私がいつも笑顔でいられるのは、私ひとりの努力の結果だけじゃない。
周りに、私を笑顔にしてくれるスタッフやお客様がいてくれるからなんですよね。
私がお店に入ると、気づいたスタッフの一人がインカムでみんなに知らせてくれて、
「おつかれさまです!」と、次々と元気のいい声をかけてくれる。
常連のお客様が、「誰々は、すっごい、いい子だよ」と、気軽に声をかけてくれたり、
「家で一人でいるより、お店に来た方が楽しいよ」と笑いかけてくれたり、
そういう瞬間の積み重ねが、働くエネルギーになっているんです。
「完璧ですね」なんて、時々、言われますけど、とんでもない。
まだまだ未熟の私だからこそ、笑顔を忘れず、仕事に取り組まなきゃいけない。
笑う門には福来たる、ですから(笑)。

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